時価総額1兆ドル(約114兆円)超えの米企業に、新たに電気自動車(EV)メーカーのテスラが加わった。利益や売上高の力強い伸びを背景に、同社の株価はここ1年で2倍以上に上昇している。25日には米レンタカー大手ハーツ・グローバル・ホールディングスから10万台の受注を獲得したと伝わり、時価総額が押し上げられた。これにより、一般の消費者が同社のEVに触れる機会が増えるとみられている。時価総額が1兆ドルを上回っている米企業には、アップル、マイクロソフト、アマゾン・ドット・コム、グーグル親会社アルファベットがある。一時は名を連ねていたフェイスブックは大台を回復できていない。テスラは先週発表した決算で、売上高が3四半期連続で過去最高を更新。時価総額は2~10位の自動車メーカーの合計を上回っている。
テスラ、時価総額1兆ドル突破
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