米アマゾン・ドット・コム創業者ジェフ・ベゾス氏が所有する宇宙ベンチャー、ブルーオリジンは25日、宇宙ステーション建設に向け米航空機大手ボーイングなどと協力していることを明らかにした。20年代後半の運用開始を目指すという。「オービタル・リーフ」と呼ばれるステーションは、エンターテインメント企業や製造業者などを含む政府機関や民間の顧客から収入を得る予定。ブルーオリジンなどのベンチャー以外にも、宇宙空間での施設運用を目指している企業はある。宇宙会社の米ナノラックスは先週、米防衛大手ロッキード・マーチンなどと手を組み、「スターラブ」と呼ばれる宇宙ステーションを開発していると発表。同業アクシオム・スペースも同じく施設の建設に取り組んでいる。