ツイッターが26日発表した7-9月期(第3四半期)決算は37%の増収となった。サプライチェーン(供給網)混乱やネット広告市場で広がるアップルの新たなプライバシー保護措置による打撃を総じて免れた。売上高は12億8000万ドルと、市場予想と一致。広告収入は前年同期比41%増えた。これまで決算を発表したフェイスブックとメッセージアプリ「スナップチャット」を運営するスナップは、アプリによるユーザーの追跡を制限するアップルの新規制が売上高鈍化の要因と説明していた。ツイッターのネッド・シーガル最高財務責任者(CFO)はウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)に対し、「広告のエコシステム全般がなお調整過程にある」と指摘。その上で「当社にはそれほど大きな影響はなかった」と述べた。