米電気自動車(EV)新興メーカーのリビアン・オートモーティブで営業・マーケティング担当の副社長を務めていた女性が、同社を提訴した。性差別を受けたと人事担当幹部に伝えた後、10月に解雇されたと主張している。訴状は4日、カリフォルニア州オレンジ郡の裁判所に提出され、社内で提起したとされる懸念事項の詳細が記されている。リビアンが自動車の価格を低く設定していること、製造品質に問題があること、非現実的な納入目標を設定していることなどが含まれている。原告のローラ・シュワブ氏は2020年11月に入社していた。シュワブ氏は訴状で、幹部会議から同氏を排除し、リビアンの事業計画について懸念を示しても迅速に行動しないといった有害な「ブロカルチャー」について人事担当幹部に説明した後、自身が解雇されたと主張している。