米ニューズ・コープが4日発表した7-9月期(第1四半期)決算は、純利益が6倍近くとなった。デジタル不動産サービス部門や書籍出版部門、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の親会社ダウ・ジョーンズが好調だった。純利益は1億9600万ドル(前年同期は3400万ドル)、1株利益は0.33ドル(同0.06ドル)。売上高は18%増の25億ドルだった。ロバート・トムソン最高経営責任者(CEO)は電話での決算説明会で、グーグルの親会社アルファベットやメタ・プラットフォームズ(旧フェイスブック)といったIT(情報技術)大手からのコンテンツライセンス料の支払いが、年間売上高を数億ドル押し上げるとの見方を示した。