北京証券取引所が15日開業した。中国は地元企業の海外上場に対する締め付けを強化する一方で、新取引所が革新的な中小企業に資金を呼び込む場になると期待している。  中国本土の証券取引所は上海、深センに次いで3つ目。習近平国家主席が9月に北京証取の開設を発表していた。米中当局は中国企業による米証券取引所への上場計画、また米国市場に上場済みの中国企業に対する監視を強化している。  この日は新取引所で新たに10銘柄の取引が始まった。そのほか71銘柄は他の店頭市場(OTC)からのくら替えだ。