米アルファベット傘下のグーグルはオーストラリアのインフラや研究、パートナーシップについて、5年間で10億豪ドル(約840億円)を投資すると発表した。グーグルとしては同国で過去最大の投資になるという。アルファベットとグーグルの最高経営責任者(CEO)であるスンダー・ピチャイ氏は、今回の投資によってオーストラリアのデジタルインフラ開発が支えられると述べ、中でもクラウドコンピューティングに注力していくとした。また同国では初となる研究施設も立ち上げ、国内の国立研究所とパートナーシップも結ぶという。グーグルは今回の投資により、オーストラリア全土で新たに6000人分の雇用が生まれるとの分析が得られたとした。