ニューヨーク市は16日、タイムズスクエアで実施されている年越しイベントを新型コロナウイルス感染拡大以前の形に戻し、上空から輝く球体が降下する「ボールドロップ」を参加者が鑑賞できる形で実施すると明らかにした。ただし新型コロナワクチンの接種を完了させていることが参加の条件になるという。ビル・デブラシオ市長は「大規模で活気に満ちた、ニューヨークの壮大なお祝いにしたい」と会見で述べた。ボールドロップのイベントを管轄するタイムズスクエア・アライアンスのプレジデント、トム・ハリス氏は、5歳以上の参加者はワクチン接種を完了していなければならないとした。また5歳未満の子どもは、ワクチン接種を完了している成人が同伴しなければならないという。