米通商代表部(USTR)と米商務省の当局者は今週、日本と韓国、インドの当局者との会談に臨む。中国は含まれない。これは、アジアの友好諸国との経済的結び付きの強化を望む米バイデン政権の姿勢の表れだ。キャサリン・タイUSTR代表と、ジーナ・レモンド商務長官は、一連の会談を通じて、サプライチェーン(供給網)の安定化から、デジタル経済、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)への対応に至るまで、さまざまな問題を協議する。こうした取り組みは、アジア地域での中国の経済的影響力拡大に伴う課題にこれまでよりうまく対応するために同盟国や友好国と一層緊密に協力していくという、ジョー・バイデン米大統領の約束を反映している。
米、アジアとの貿易関係を盤石に 中国に対抗
USTR代表と商務長官がアジア歴訪、経済問題を協議
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