米政府はオバマ政権下で国防次官(政策担当)を務めたジェームズ・ミラー氏を、オーストラリアの原子力潜水艦関連の技術支援と軍事協力拡大に向けたプログラムの統括役に指名した。  ミラー氏は16日に新設されたポストに就任し、ジェイク・サリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)の直属となる。  この新ポストは太平洋地域で勢力を増している中国に対抗するため、米国とオーストラリア、英国の3カ国が創設した新たな安全保障の枠組み「AUKUS(オーカス)」の実行のために設けられた。 。