画像処理半導体(GPU)大手、米エヌビディアが17日発表した8-10月期(第3四半期)決算は、ビデオゲームとデータセンターの旺盛な需要を追い風に、売上高が再び過去最高を記録した。  米半導体企業で時価総額が最大のエヌビディアは、新型コロナウイルス感染拡大を背景とする消費者のビデオゲーム熱や、データセンターを基盤とするデジタルサービスの普及に伴い、力強い成長を続けている。  8-10月期の売上高は前年同期比50%増の71億ドル、純利益は24億6000万ドルと、いずれも市場予想を上回った。