「自分ならどうするか」ケーススタディとして解く

複雑で課題だらけの世の中を理解するための方法として、さまざまな課題をケーススタディのように解くことが有効です。

一般的な話題を自分ごと化し、自分だったらこうすると考えるのです。

この思考訓練に可能な限り取り組むことが、自分を強化するポイントになります。

常に自分ごと化する習慣を持てば、問題解決の量も増え、リーダーシップを鍛えることにもつながります。

私は経営者の友人、知人と会っていても、自分が相手の会社の社長だったらどうするか常に考えています。

この思考訓練によって、日常の仕事だけでは経験できない問題も、まるで経験したかのように対処できるようになります。

(本原稿は、平尾丈著『起業家の思考法 「別解力」で圧倒的成果を生む問題発見・解決・実践の技法』から一部抜粋・改変したものです)