共働き家庭が増え、家計管理を別々に行う夫婦も少なくない。一見合理的だが、実は共同で家計管理を行う夫婦に比べ、別々の夫婦の方が円満度は低い傾向があるという結果が、オリックス生命保険(本社:港区)の「夫婦関係と家計に関する実態調査」で明らかになった。

 調査は2012年11月2日~6日に、モバイルリサーチ(携帯電話によるインターネットリサーチ)で実施。全国20~59歳の既婚男女1000人が対象。

「家計管理は夫婦別々」タイプ
5人に1人が円満度10点満点中1点

 調査のなかで、夫婦関係に10点満点で点数をつけると何点になるかを聞いたところ、「8点」以上と回答した人が全体の半数以上と、多くの人が良好な関係を築いている様子がうかがえる。ただし、家計管理タイプ別に円満度を比べてみると平均点に差があり、「妻が管理」タイプは平均7.2点、「夫が管理」タイプは平均7.0点、「夫婦共同」タイプは平均7.7点という結果に。平均点が最も低かったのは「夫婦別々」タイプで5.9点だった。