デカいからこそ欲しくなる!?「キャデラック・エスカレード」に日本で乗る意味

アメリカではちょうどいい、
日本では不合理なくらい大きい

 エスカレードの魅力はズバリ、そのでかさだ。アメリカではちょうど良い大型サイズ。でも日本ではさすがにデカい。もう不合理なくらいに大きい。アメリカとはこんなに広かったのか、と改めて思い出す。乗ればほとんどバス並みの感覚で、普段は威張り散らしているメルセデス・ベンツ Gクラスがジムニー程度に見下ろせるし、アルファードなんてまるでワゴンRだ。なんなら乗ってる自分まででっかい人間になったような気分。

 つまり、日本でエスカレードに乗る意味はといえば、もはやそれだけ。実用とか機能とか積載性とか、そういうツール性とは無縁の魅力というほかない。ただただデカいからこそ欲しくなる。マァ、そんなクルマが一台くらいあってもいいとは思うけれど。