韓国のサムスン電子は7日、ハッカーらがセキュリティー関連のシステムに侵入し、「ギャラクシー」端末に関するデータにアクセスしていたと明らかにした。ハッキング被害を受けたのはスマートフォンのソースコードで、最近になり把握したという。サムスン電子は「今回の問題が発覚した直後に、セキュリティーシステムを強化した」と述べた。流出したデータには顧客や従業員の個人情報は含まれていなかった。またハッキングにより事業や顧客に影響が生じるとは考えていないという。同社はハッキングに関与した組織などについて言及していないが、ハッキング組織「Lapsus$」はサムスンからソースコードを入手したと週末に明らかにしている。同組織は画像処理半導体(GPU)大手エヌビディアからもデータを盗み出したと最近発表している。
サムスン電子がハッキング被害、「ギャラクシー」関連のデータ流出
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