いまの自分の強みを書き出す

才能より習慣に勝るものはありません。

強みとやりたいことをマッチさせるには、いかにそれを習慣化するか、当たり前のことにするか、ライフスタイルの中に組み込むかを考えなければなりません。

私も20代のころ、いまの自分の強みを把握したうえで、理想の自分に備えておくべき能力は何かを考え、そこから逆算してその能力を身につけるために必要な仕事を棚卸していました。

自信がない人はまず、いまの自分が持っている強みは何かを書き出してみるといいでしょう。

そのうえで、なりたい自分に必要な能力も考えてみてください。

待っているだけでは、自分のなりたい姿に必要な能力を身につける仕事には恵まれません。

成果を出しやすい得意な仕事に意識して手を挙げ、なりたい自分に必要な能力が育まれる仕事を意識してやらせてもらえるように働きかけましょう。

(本原稿は、平尾丈著『起業家の思考法 「別解力」で圧倒的成果を生む問題発見・解決・実践の技法』から一部抜粋・改変したものです)