【ワシントン】米司法省は24日、国内外のコンピューター数千台に対して数年にわたりハッキングを行ったとして、ロシア国籍の4人を訴追したことを公表した。ハッカーらは重要なエネルギー施設に物理的被害や混乱を生じさせる目的でシステムへの侵入を試みたという。  米当局によると、4人はいずれもロシア政府に雇われ、135カ国にある数百の企業を標的にしていた。今回の訴追は、2012~18年にかけて行われたとされるハッキングが対象という。