米著名実業家イーロン・マスク氏は13日、ツイッターの偽アカウントに関する詳細な情報が得られるまで、同社買収を一時保留すると明らかにした。これを受け、寄り付き前の米株式市場でツイッターは約12%急落している。マスク氏は米国時間13日早朝に「スパムや偽アカウントの数が本当にユーザー数の5%未満なのかを裏付ける情報が示されるまで、ツイッター買収を一時的に保留している」とツイートした。このツイートでは、ツイッターが米証券取引委員会(SEC)に提出した文書にこうした数字が記載されていたとするロイター通信の2日付の報道を引用している。ツイッターは今のところコメントに応じていない。マスク氏のツイートを受け、この取引が先に進まない可能性があるとみる投資家もいる。