【ひろゆきが語る】頭のいい人が定時に帰ることができる10の理由ひろゆき氏(撮影:榊智朗)

SNSの総フォロワー数は300万人を超え、YouTube動画の月間再生数は3億回を超えるなど、現在、日本中で大ブレイク中のひろゆき氏。
彼の最新刊『99%はバイアス』では、「ブレイクの秘訣」を明かし、「どうすれば影響力を持てるのか?」「口のうまい人がトクする世の中で、どう生きるべきか?」などをマジメに語った。
この記事では、ひろゆき氏にさらに気になる質問をぶつけてみた。(構成:種岡 健)

残業する人は頭が悪い

 あなたは「定時」に仕事を終わらせていますか?

 もしや、「残業」なんてしてませんよね?

 残念ながら、残業しているような人は、「頭の悪い人」です。

 いくら勉強ができようが、話がロジカルだろうが、関係ありません。時間どおりに計画したことを、時間どおりに終わらせる。こんな簡単なことすらできない人が、他にどんな能力があっても意味ありません。

 ということで、頭のいい人が「定時に帰れる」という理由について、詳しくみていきましょう。

頭のいい人が
定時に帰ることができる10の理由

 理由1:仕事を任せることができる

 仕事を自分ひとりでこなそうとする人は、かなり頭が悪い行動です。業務内容をできるだけ細かくくだき、人にどんどん任せる。そういうことを躊躇なくできることが大事です。

 理由2:朝、取り組むことができる

 夜中にダラダラやる姿勢がそもそも間違いです。できないものは、さっさと寝て、次の日の朝にやる。早めに起きれば、たっぷりと時間を使うことができます。

 理由3:頭を切り替えることができる

「よし、今日はここまで!」と、覚悟を決めることです。自分で自分に決断をする。それを毎日、当たり前のようにできることが大事です。

 理由4:集中できる

 頭のいい人は、「ここは自分の時間だ」という時間帯をブロッキングします。自分の時間を、自分で守るのです。そこではスマホも切っておきましょう。

 理由5:休むのがうまい

 頭の悪い人は、「疲れたら休むもの」だと思い込んでいます。違います。疲れていないうちに休むのです。これができるかどうかがパフォーマンスにつながってきます。

 理由6:趣味を持っている

 仕事を早く終わらせる目的があるかどうかが大事です。映画のチケットがあれば、それに間に合うように仕事を終わらせますよね。そういう趣味を日常的にやっておいたほうが仕事の効率は上がります。

 理由7:自分でコントロールできる

 これは、若いうちには難しいかもしれませんが、出世したり、ある程度のポジションを獲得できれば、自分で仕事の予定を調整できるようになります。そうなれるように、早いうちから頑張っておきましょう。

 理由8:翌日も同じパフォーマンスを出す

 頭の悪い人は、仕事にムラがあります。調子がいいときと、悪いときに波があります。それよりも、毎日80点くらいの仕事をずっと続けるほうが大切です。今日のパフォーマンスは、明日のパフォーマンスです。

 理由9:生産性の低いことをしない

 最初から効率を求めるのは、少し違うかもしれません。ただ、やってみて、「これはムダだったな…」と思えることは、どんどん排除していきましょう。「ずっと同じやり方」を続けるのは、かなり頭の悪い特徴です。

 理由10:自分に期待しない

 調子のいい日はバリバリ仕事がこなせそうでも、いつか疲れてしまいます。「たぶん、これだけしかできないだろう」と、少なく見積もっておくことで、それ以上のスピードで仕事がこなせます。ハードルは下げておくに越したことはありません。

 以上が、頭のいい人が定時に仕事を終わらせられる理由です。

 それぞれに共通するのは、「自分は仕事ができる」という「思い込み(バイアス)」をなくすことです。そんな「バイアス」の詳しい取り除き方は、『99%はバイアス』という本に書きましたので、ぜひチェックしてみてください。

ひろゆき
本名:西村博之
1976年、神奈川県生まれ。東京都に移り、中央大学へと進学。在学中に、アメリカ・アーカンソー州に留学。1999年、インターネットの匿名掲示板「2ちゃんねる」を開設し、管理人になる。2005年、株式会社ニワンゴの取締役管理人に就任し、「ニコニコ動画」を開始。2009年に「2ちゃんねる」の譲渡を発表。2015年、英語圏最大の匿名掲示板「4chan」の管理人に。2019年、「ペンギン村」をリリース。主な著書に、シリーズ50万部を突破した『99%はバイアス』『1%の努力』(ダイヤモンド社)がある。