「コミュニケーションは“お笑い”のスキルでもっとうまくいきます」。そう語るのは、元芸人でネタ作家の芝山大補氏だ。芸人300組以上のネタ制作に携わった経験を活かし、ビジネスパーソンから一般の方まで幅広い層に「コミュニケーションに活きる笑いのスキル」を教えている。そのノウハウをまとめた初の著書『おもろい話し方 ~芸人だけが知っているウケる会話の法則』が6月1日に刊行され、話題を集めている。「初対面でも会話が続く人がやっていること」「相手の心に10倍響く“感想”の伝え方」「好かれるリアクションの極意」「すべらない話の作り方」「お笑いタイプ診断」など、元芸人ならではのコミュニケーションノウハウが満載の一冊だ。今回は、その芝山氏に会話を面白くするコツを聞いてみた。

コミュ力の高い人が「会話の中身」より大切にしていることPhoto:Adobe Stock

好かれるためには「会話の中身」より「笑顔」が大切!

 会話では「よく笑う」ことも大切です。話す内容も大事ですが、それ以上に「よく笑う人」にはつい話かけたくなり、人が集まってきます。

 アメリカの哲学者であり、心理学者であるウィリアム・ジェームズの名言でこういう言葉があります。

「楽しいから笑うのではない、笑うから楽しいのだ」

 この言葉にある通り、たとえ相手の話がそこまで面白くなくても、笑っていれば自然と楽しくなります。もちろん、悲しい話やつらい話を聞いてるときに笑うのはいけませんが(当然ですが)。

 笑顔で話し手に安心感を与える。ぜひこれを意識して、誰からも好かれる会話上手な人になりましょう。なお、拙著『おもろい話し方』でも、相手の心に10倍響く感想の伝え方、好かれるリアクションの極意、相手を話に引き込むテクニック、会話で笑いを生むポイントなど、会話・雑談のコツを多数紹介しています。こちらもぜひ参考にしてみてくださいね。

芝山大補(しばやま・だいすけ)
ネタ作家
1986年兵庫県生まれ。2007年、NSC大阪校に入学。2009年、2011年には、それぞれ別のコンビでキングオブコント準決勝進出。2015年にはフワちゃんと「SF世紀宇宙の子」を結成。同コンビを解散後は、ネタ作家に転身。賞レースのファイナリスト、セミファイナリストなど、芸人300組以上のネタ制作に携わる。2019年からは、「笑いの力で人間関係に悩む人を救いたい」という想いから、お笑いの技術を言語化して伝える「笑わせ学」に取り組む。講義やイベントでの指導、YouTubeやTikTokでの活動を通じて、多くの人に芸人の技術を伝えている。発売即重版が決まった初の著書『おもろい話し方』が絶賛発売中。