米国の自動車メーカーに関して、投資家の注目は現在販売している数種類の電気自動車(EV)に集中し過ぎているように見える。デトロイトの自動車ショーに足を運んだ人なら誰でも分かるように、明日は今日と同じではない。ゼネラル・モーターズ(GM)とフォード、クライスラーの親会社ステランティスの3社は、14日にジョー・バイデン大統領の訪問を含むメディアデーで始まった北米国際自動車ショーで圧倒的に大きな出展者となっている。隣り合ったブースで、フォードのF-150ライトニングが、GMのシボレー・シルバラードEVと対決。ホールの一方の隅では、ステランティスがジープの電動四輪駆動技術「4xe」を大々的にアピールする。4xeは、ジープ・ラングラーを米国でプラグイン・ハイブリッド車のベストセラーにした技術だ。