ダイヤモンド・オンラインでは、ブランド総合研究所の協力のもと、「SDGsへの取り組みの評価が高い企業ランキング2022【全100位・完全版】」を掲載した。
これから4回にわたって、「SDGsへの取り組みの評価が高い企業」を、さらに詳しく業種別に分析した記事をお届けする。その第4弾は、紙・化学・繊維/エネルギー/建設・不動産業界に関する企業の中で、SDGsへの取り組みが消費者から高く評価されている企業を見てみよう。
本調査はブランド総合研究所が実施している「第3回企業版SDGs調査2022」で、インターネットを使い全国2万人以上の消費者が、日本の有力企業およびSDGsへの取り組みが熱心な企業260社を評価するもの。その調査の「SDGsの取り組みの評価が高い業界別ランキング」(※1)から、「紙・化学・繊維」「エネルギー」「建設・不動産」の業種に絞ってランキングを紹介する。
【紙・化学・繊維】
前年に引き続き花王が1位
SDGsゴール別で高評価
紙・化学・繊維業界では、花王が1位(18.8点)、2位は富士フイルム(18.8点)、3位に資生堂(17.1点)がランクインした(※2)。
紙・化学・繊維グループ36社のSDGs評価の平均は13.1点で、前年の13.2点よりわずかに減少している。10業種グループの中で唯一の減少となった。