米電気自動車(EV)大手テスラの個人投資家の間で、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)がツイッターに傾注することでテスラの経営がおろそかになりかねないとの懸念が強まっている。テスラ株は今年、通年として最大の下げを記録する見通しだ。  テスラ株約5000万ドル(約68億円)相当を保有するフューチャー・ファンドLLCのマネジングパートナー、ゲーリー・ブラック氏は12日「今はテスラにCEOはいない」とツイートした。  先週末にマスク氏のツイートが物議を醸したことを受けて、週明け12日の米株式市場でテスラは6%余り下落した。