米連邦公開市場委員会(FOMC)が14日発表した政策判断に関する声明は次の通り。  このところの経済指標は消費と生産の小幅な緩やかな伸びを示している。ここ数カ月の雇用の伸びは堅調で、失業率は低水準にとどまっている。パンデミック(新型コロナウイルスの世界的大流行)に絡む需給の不均衡、食品とエネルギー価格の上昇、幅広い物価圧力を反映し、インフレ率は高止まりしている。  ロシアの対ウクライナ戦争は途方もない人的・経済的苦しみをもたらしている。この戦争と関連事象がインフレ圧力の一因となっており、世界の経済活動を圧迫している。委員会はインフレリスクを注意深く観察している。