米証券取引委員会(SEC)は14日、米国の株式市場規則にとって2000年代半ば以来最大の改革を進めることを決めた。目的は、個人投資家の取引価格を改善し、仲介業者が享受している一部の利益を抑制することだ。  SECの委員5人のうち3人を占める民主党委員は4つの規則案を支持した。共和党委員は、そのうちの2つの提案に反対した。この投票により、少なくとも来年3月31日までパブリックコメント(意見公募)が実施され、その後、最終決定されることになる。  これらの提案は、昨年の米ゲームソフト小売り大手ゲームストップの熱狂的な売買をきっかけとした見直しから生まれた。