民主党も「バイデン後」をにらんで
次世代のエネルギーが充満
民主党では、現職のバイデン氏が再出馬の意欲を隠しておらず、あからさまに24年の大統領選挙でバイデン氏に対抗しようとする州知事はいない。
しかし、いずれ来る「バイデン後」をにらんで、次世代のリーダー争いが始まっているのは間違いない。
民主党では、今年の選挙で当選、もしくは再選を果たした18人の州知事のうち、11人が60歳未満だ。
女性知事であるミシガン州のホイットマー氏は51歳、黒人としては米国史上で3人目の州知事となるメリーランド州のムーア氏は44歳と、次世代のリーダー候補として注目される人材には事欠かない。
共和党にしても、デサンティス氏は44歳、ヤンキン氏は55歳と若く、ケンプ氏も59歳だ。
「ねじれ議会」でますます閉塞感が強まりそうな連邦政府と好対照に、州政府には次世代のエネルギーが充満している。
米国の将来を探る上で今後、より、注目すべきは州政府の動向だ。
(みずほリサーチ&テクノロジーズ首席エコノミスト 安井明彦)



