フェイスブックを運営する米メタは9日、フェイスブックに表示する住宅広告の公平性を改善するためのテクノロジーを導入したと明らかにした。米当局との昨年6月の和解合意の一環。フェイスブックに掲載される住宅広告が差別的だとされた問題を巡り司法省、住宅当局、メタが合意した和解条件で、新たなオンライン広告手法を導入することは重要な部分だった。「バリアンス・リダクション・システム」と呼ばれる新システムは、広告の対象としてより良く当てはまるユーザーに住宅広告を表示するよう設計された機械学習に依存している。メタの人権担当副社長兼副法務責任者のロイ・オースティン氏は発表文で「より公正・公平なデジタル広告に向かって前進する方法についての業界全体での重要な議論を支えるため、利害関係者と協力するに当たり、当社はこの取り組みを引き続き優先させる」と述べた。
フェイスブック、住宅広告の公平性改善 新技術導入
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