【メキシコ市】ジョー・バイデン米大統領、メキシコのアンドレス・マヌエル・ロペスオブラドール大統領、カナダのジャスティン・トルドー首相は10日、半導体産業や気候変動対策、移民問題への取り組みで連携する姿勢を表明する見通しだ。ホワイトハウスが明らかにした。  3カ国首脳は10日の北米首脳会談にあわせ今週メキシコ市を訪問。今年前半に業界代表と政府関係者からなる半導体フォーラムを設立し、サプライチェーン(供給網)のニーズや投資について調整していくことで合意した。  米政府関係者によると、米国に製造施設を建設する半導体企業は、メキシコでサプライチェーンの一部構築を望んでいる。