―――毎月発行しているWSJ日本版「紙面」に掲載された編集長コラム。2021年11月号のPDFはこちら。***今月の紙面では台湾についての記事を多く取り上げました。中国と付き合う上で、台湾の扱い方は各国を悩ませてきた問題です。最近は中国軍機の飛来などで中台間の緊張が高まり、米国でも台湾有事の可能性への関心が増しています。1面と国際面に掲載した台湾軍の分析、そして台湾市民の危機意識に関する記事、またオピニオン面で紹介した台湾を国家と認めるべきだとの元米高官による寄稿や、防衛費倍増を目指す自民党内の動きを歓迎する社説は、その表れです。そしてこれらの記事は、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が目指すジャーナリズムの姿でもあります。
ニュースとオピニオン ー 2021年11月20日
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