フェイスブックを運営する米メタ・プラットフォームズは、導入間もない仮想現実(VR)メタバースアプリ「Horizon Worlds(ホライズン・ワールド)」を刷新する計画だ。担当チームに送付されたメモで明らかになった。アプリの設計を改め、10代やヤングアダルト層の利用拡大を目指す。現在、同アプリの対象年齢は18歳以上とされているが、新たな戦略では13~17歳のティーンエージャーにもアプリを開放する。事情に詳しい複数の関係者によると、早ければ3月にも同世代の利用が可能になる。メタのホライズン担当バイスプレジデント、ガブリエル・アウル氏はメモで、2023年1-6月期(上半期)のチーム目標に触れ、ユーザーの定着率、特に10代・若年成人の定着率を高めることを最優先課題に挙げた。この世代はさまざまな意味でメタバースの真のデジタル市民であり、技術とシームレスに融合し、リモートで人々とつながりながら成長してきたと指摘した。
米メタ、メタバースアプリを刷新 若年層取り込みへ
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