米国では新型コロナウイルスの流行の勢いは衰え続け、今年の冬は感染者数が急増する事態にはならなかった。しかし、死亡者数は累計で増え続けている。米国では最近、新型コロナウイルスによる死者数が流行開始からの累計で110万人を超えた。死亡証明書のデータによると、現在も1日に数百人単位で亡くなっている。死亡者の多くは高齢者であることは以前と変わらず、心臓や肺などに基礎疾患があるケースが多い。医師や公衆衛生の専門家によると、高齢者が亡くなっているのはウイルスの感染力が変わらないためだ。ワクチンや過去の感染で免疫による防御が強化され、多くの人にとってリスクは低下したものの、ウイルスの感染力が依然として高いため、リスクの高い人がウイルスに感染している。ワクチンの追加接種率が伸び悩んでいることも、高リスク者がウイルスにさらされる原因になっている。
米国のコロナ死者数 なぜ止まらないのか
依然として1日当たり数百人が亡くなっている
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