バイデン米政権は、中国の一部セクターへの米国からの投資を禁止する新プログラムを準備している。米中間の競争が激化する中で米国の技術的優位性を守るための新しい措置だ。財務省と商務省は、国家安全保障上のリスクをもたらし得る国外の先端技術への米国からの投資に対処するための新しい規制制度を検討している。3日の議会で議員に提供された報告書の写しをウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が確認した。報告書によると、バイデン政権は一部の投資を禁止する一方で、他の投資についても情報を収集し、今後の対策に役立てる可能性がある。報告書では、政府が危険視する特定の技術分野を特定しなかったが、競合の軍事能力を向上させる可能性のある分野がプログラムの焦点になるとしている。