いよいよ新年度が近づいてきた。新しい年度のはじめは人事異動の時期。なにかと心がざわつき、不安で落ち着かない時期かもしれない。
そんなとき、おすすめなのがベストセラー『1日1分見るだけで願いが叶う! ふくふく開運絵馬』の著者で、日本随一の「神道文化賞」を受賞した絵馬師の「1日1話」に耳を傾けることだ。
見るだけで癒された」「本当にいいことが起こった」と話題の本書をベースに、新年度から、金運・仕事運・恋愛&結婚運・長生き健康運・人間関係運などの御利益を誰よりも早く拝受するには、今、このタイミングでどんな習慣をリスタートすべきか、“とっておきの習慣”を紹介する。

【神様との[幸運。]1日1話】<br />運気最高の新月!「新月に開運する人」の習慣ベスト・オブ・ベストPhoto: Adobe Stock

新月に開運する人、しない人

 この連載でも触れたとおり、「卯年卯月卯日」とすべてが「卯」でそろった3月22日は、「卯」の特徴でもある「軽やかに飛躍して走る」ことに有効な日です。

 この日に思い切って跳ねたいことを始める(SNSを始める、実際マラソンに向けて練習スタートなど)ことがいいタイミングです。

 新月と重なった、今年の特性を活かせる日なので大切に使いましょう。

 さらに、3月22日は「新月」でもあります。

 新月は願いを叶える力が強いタイミングです。

 それはなぜか。

 月は夜を司る三貴神のひと柱である「月読命(つくよみのみこと)」の化身でもあります。

 繊細さの中に力強さもある月そのもののイメージです。

 月読命は、尊い神として描かれている天照大御神や須佐之男命と同じ兄弟の三貴神でありながら、古事記や日本書紀でも具体的なエピソードが少なくほとんど出てきません。

 月読命を祀った神社も実はほとんどなく、とても謎の多い神様なのです。

 しかし、願い事を叶える手段として、新月に祈り、紙に願い事を書く、という方法があります。

 強い願いを叶えるのは、月読尊と新月にあり、なのです。

 太陽暦である新暦(グレゴリオ暦)になる前は太陰暦(旧暦)がメインで、当時は月の動きを元にしていました。

 つまり月が季節の動きを司っていたのです。

 それだけ直接触れると大きなエネルギーが隠されている神なのではないかと思うのです。

 月に祈るとき、大きなエネルギーを与えてもらえると感じて、今夜、祈ってみてください。必ず形になるはずです

(本原稿は、ベストセラー永崎ひまる著『1日1分見るだけで願いが叶う! ふくふく開運絵馬』をベースに、新たに著者が書き加えたものです)