いよいよ新年度が近づいてきた。新しい年度のはじめは人事異動の時期。なにかと心がざわつき、不安で落ち着かない時期かもしれない。
そんなとき、おすすめなのがベストセラー『1日1分見るだけで願いが叶う! ふくふく開運絵馬』の著者で、日本随一の「神道文化賞」を受賞した絵馬師の「1日1話」に耳を傾けることだ。
見るだけで癒された」「本当にいいことが起こった」と話題の本書をベースに、新年度から、金運・仕事運・恋愛&結婚運・長生き健康運・人間関係運などの御利益を誰よりも早く拝受するには、今、このタイミングでどんな習慣をリスタートすべきか、“とっておきの習慣”を紹介する。

【大安吉日“神々”との[幸運。]答え合わせ】みるみる運が上がる! 成功しているお金持ちがやっている春の開運行動Photo: Adobe Stock

日本人が大好きな花見の習慣は
どうやって始まった?

 お花見は春の楽しみです。

 お花見はとても運が上がる行事なのです。

 古来から現代まで、桜の花は人々を魅了します。

 これは日本人のみならず、世界の人たちもそう。

 ではなぜ、私たちはサクラの花に常に魅了されるのでしょう。

 桜を愛でながら、(うたげ)をするのが花見のイメージですが、元々は田の神をもてなすため、農民たちが桜のまわりに集まり、豊作を祈って田の神をもてなしたことから花見が始まったといわれています。

 昔は山桜を観にいったので、「桜狩り」とされたそう。

 そして、平安時代になると貴族が桜を愛でて、和歌をうたったのが今の花見の原型になりました。

 昔は花といえば梅を指しましたが、山桜を里山に植え出し、それが徐々に定着していきました。

開運力がみるみる育つ一言

 華やかな桜の花見の定番である「ソメイヨシノ」は、江戸時代後期に母をエドヒガン、父を日本固有種のオオシマザクラの交配で生まれました。

 桜は、見た目も華やかで、「春」のクライマックスをとても実感させてくれる花です。

 そして誰もが待ちわびる満開の時期は、この世に生きてきたよかったなあと実感させてくれます。

 桜を観ると、大好きな売れっ子歌手が待ちわびたステージに上がるときと似たテンションになります。

 みんなが今か今かと待ちわびる期待感が桜の大きなエネルギーになるのでしょう。

 ですから、花見をすることで、みんなの思いのエネルギーに触れることができます。

 それが自分自身の開運力となり、満開の花に育っていきます。

 満開の桜を見るとき、どうぞ、桜にこう語りかけてみてください。

大きな力を見せてくれてありがとう、とってもきれいだね

 植物も心があります。

 神様とつながって応援してもらえるよう、ぜひあなたも花見に行って桜をほめ、応援してあげてください

 必ずあなたの花が開きます

(本原稿は、ベストセラー永崎ひまる著『1日1分見るだけで願いが叶う! ふくふく開運絵馬』をベースに、新たに著者が書き加えたものです)