ウクライナの対空ミサイルが枯渇し、ロシアが長期にわたり目指してきたウクライナの制空権を5月にも掌握する可能性がある。ソーシャルメディアに流出した米国防総省のものとされる資料から明らかになった。国防総省と司法省はプロパガンダを広めるロシアの関係者らが6日、対話アプリ「テレグラム」上にこれら資料を投稿したことを受け、先週から調査を実施。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)では内容や7日に明らかになったさらに多くの資料を確認しているが、本物かどうかを独自に確認することはできなかった。ウクライナ空軍の報道官を務めるユーリ・イーナト大佐は、流出文書に含まれる情報の信ぴょう性に関し、ウクライナでは機密情報であることからコメントはできないと述べた。一方でウクライナの防空システムが深刻な問題に直面していることを確認し、欧米のパートナー国による支援の加速を必要としていると続けた。
ウクライナ、5月にも対空ミサイル枯渇か 流出資料で警告
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