世界銀行のデービッド・マルパス総裁は10日、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のエバン・ゲルシコビッチ記者がロシア政府によって拘束され、スパイ容疑で起訴されたことについて、報道の自由を侵害する「恥知らずな行為」だと断じた。マルパス氏は首都ワシントンでの世銀の春季会合の初日、同行は報道の自由を重視しているとし、その中にはジャーナリストの安全確保も含まれると語った。「報道の自由は透明性と説明責任を高める。それはガバナンスを点検する役目を果たし、腐敗を暴き、アイデアを伝え、イノベーションを促進する」と述べた。
世銀総裁、ロシアのWSJ記者拘束は「恥知らずな行為」
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