シリコンバレーは長年にわたり、インターネット・プラットフォームが青少年に及ぼす害に対してより責任を持つようにする試みを退けてきた。だがネットの安全性の推進を訴える人々は、新たな力でこの流れを変えようとしている。それは母親たちだ。ソーシャルメディアが息子や娘に大きなダメージを与えたという母親たちは、議員に個人的に訴えかけたり、議会の補佐官と協力して法案を微調整したりと、法的な改善策を通す努力を強めている。昨年11月、マリア・キャントウェル上院議員(民主党、ワシントン州)のオフィスに10人ほどの女性が訪れ、上院商業委員会の委員長である同氏との面会をなぜ実現できなかったのか詰問し、母親たちのロビー活動の威力が示された。
ソーシャルメディア企業の責任追及、新たな原動力は母親
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