ジョー・バイデン米大統領は29日、毎年開かれているホワイトハウス特派員協会主催の夕食会に出席し、ロシアで拘束されているウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のエバン・ゲルシコビッチ記者らの釈放を要求した。夕食会にはWSJのゲストとしてゲルシコビッチ氏の家族も参加。バイデン氏とは非公開で会談した。バイデン氏は「エバンは暗闇に光を当てるために、ロシアの取材に行った」とし、「この会場にいる誰もが、あなたとともにいる。われわれは彼の解放を確保するために毎日努力を続けていて、彼をここに連れ戻すための機会やツールを検討している」と述べた。夕食会は100年以上続いている伝統行事で、今回もメディアや政権関係者、議会議員、各界著名人など2000人以上が出席した。