ドナルド・トランプ前米大統領は8日、同氏が機密文書を私邸に持ち出した疑惑に関する捜査を巡り、連邦大陪審から起訴されたことを明らかにした。米司法省が大統領経験者を刑事訴追したのは史上初となる。トランプ氏は自身のソーシャルメディアネットワーク「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、自身が「でっちあげばかりの罪(Boxes Hoax)」で起訴されたと弁護団から伝えられたと述べた。同氏は無実を主張した上で、13日にフロリダ州マイアミの連邦裁判所に出廷するよう召喚されたことも明らかにした。トランプ氏は「わが国の歴史上、どの大統領よりもはるかに多くの票を獲得し、2024年大統領選の世論調査でも民主・共和両党の全ての候補者を圧倒的にリードしている前大統領に、このようなことが起こり得るとは思いもしなかった」と述べ、「私は無実だ」と付け加えた。
トランプ氏を起訴、13日出廷へ 機密文書問題で
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