米電気自動車(EV)メーカー、テスラは4-6月期(第2四半期)に販売台数が増加したものの、予想以上のコスト上振れを伴うものだった。だがそれが何だというのだ。同社の4-6月期営業利益は約24億ドル(約3350億円)と、前年同期を3%下回り、同社がまとめた予想中央値(26億ドル)にも届かなかった。同社が値下げを行ったことから、販売台数が好調でも利益は低調になると投資家は予想していた。セダン「モデル3」は米国で現在、4万0240ドルで販売されており、年初より14%安い。業績が予想に届かなかった主因は、研究開発費をはじめとする諸経費の増加で、営業利益率は2年以上ぶりに10%を割り込んだ。
テスラが誇るAIに現実の壁
AIの最先端にいると豪語するも、自動運転技術の具体的な進歩は示さず
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