米上場企業の最高経営責任者(CEO)が記録的なペースで交代しており、巨大企業のトップに就任する新任CEOは近年で最も多くなっている。新任CEOは以前より若く、経験も浅い。新たな分析によると、上場企業大手1500社のうち、昨年は約9社に1社でCEOが交代した。これは少なくとも、米国が金融危機から脱却しつつあった2010年以降で最高の比率だ。このペースが鈍化することはなさそうだ。今年の1月から2月前半には、小売りチェーン大手ウォルマートや日用品大手プロクター・アンド・ギャンブル(PG)など数十社が新CEOを迎えた。2月初めのある1日だけで、娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニー、電子決済サービス会社ペイパル、パソコン大手HPが新CEOを発表し、先週にはスーパーマーケット大手クローガーが元ウォルマート幹部をトップに指名した。