「どんな人でも運がよくなれる」、それが風水の持つ力です。
そういうと、まるで魔法のようだと思われるかもしれませんが、風水とは、自分の力で運気を引き寄せるための法則を解き明かした学問であり、その法則をしっかりと守れば、どんな人にも自分の思い描く幸せが訪れるものです。
『どんな運も、思いのまま! 李家幽竹の風水大全』では、風水とは何かを解き明かし、日常生活での「衣」「食」「住」「動」すべてを使って運を上げる方法を紹介しています。風水を知り、実践して、これまであきらめていた夢や目標を実現してみませんか?

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「食べたい!」は運が足りていないサイン?

何か特定の料理がものすごく食べたくなることってありませんか? たとえば、「今日はどうしても肉が食べたい」とか、「ラーメンが食べたい」というように。じつは、その「食べたい!」という欲求は、その食材や料理がもつ運があなたに足りていない、ということのあらわれなのです。

もしそういうことがあったら、素直に「食べる」のが正解。「今食べたら太っちゃうから」「もう夕食の材料を買っちゃったし」などと理由をつけ、食べずに済ませてしまうと、満たされない感覚だけが残るため、運気にとっては大きなマイナスに。もちろん、たくさん食べる必要はありません。カロリーや塩分などが気になるなら、量を加減して少しだけ食べればいいのです。大切なのは「食べたいという気持ちを我慢しない」ことです。

冷たいものが食べたくなったときは要注意

ただし、「食べたいものを食べる」ことが、いつも正しいというわけではありません。特にお刺身などの生もの、生野菜や冷たいものが食べたくなったときは要注意。それらの食べ物は基本的に「陰」の食べ物であり、人は自分が「陰」に傾くと、「陰」寄りの食べ物を欲するようになる性質があるからです。男性(=陽)より女性(=陰)のほうが、サラダなどの生野菜を好んで食べる傾向があるのも、年を取って気が陰に傾くにつれて、洋食より和食を好むようになるのも、その性質によるもの。でも、「陰」に寄っている人が「陰」のものを食べると、どんどんその傾向が強まり、病の気を呼びこみやすくなってしまいます。

生ものや冷たいものが食べたくなったときは、自分が落ち込んでいないか、ネガティブになっていないか考えてみましょう。もしそうなら、お刺身やサラダではなく、トマトソースのパスタや焼き肉など、陽の気の強いものを食べたほうが、心身の回復につながります。逆に、すごくいいことがあって興奮しているとき、テンションが上がってハイになっているときに「陽」のものを食べるのは、過剰になりすぎるのでNG。そういうときこそ、生ものや冷たいものを食べて、気を落ち着かせましょう。

本原稿は、李家幽竹著『どんな運も、思いのまま! 李家幽竹の風水大全』からの抜粋です。この本では、風水とは何かを解き明かし、日常生活での「衣」「食」「住」「動」すべてを使って運を上げる方法を紹介しています。風水を知り、実践して、これまであきらめていた夢や目標を実現してみませんか?

【開運チャンス】どうしても食べたいものがあるときは?

李家幽竹(りのいえ・ゆうちく)
韓国・李朝の流れをくむ、ただ一人の風水師。「風水とは、環境を整えて運を呼ぶ環境学」という考え方のもと、衣・食・住、行動全般にわたるさまざまな分野でアドバイスを行っている。女性らしい独自のセンスで展開する風水論は幅広い層に支持されている。現在、テレビ・ラジオ・雑誌・セミナーなどで幅広く活躍。風水を仕事にする人材を育成するため、「一般社団法人 李家幽竹空間風水学会」を設立し、理事長をつとめる。
主な著書に、『ナンバー1風水師が教える運のいい人の仕事の習慣』『改訂新版 絶対、運が良くなる旅行風水』『絶対、運が良くなるパワースポット』『絶対、お金に好かれる! 金運風水』(以上、ダイヤモンド社)、『おそうじ風水』『運がよくなる 風水収納&整理術』(以上、PHP文庫)、『最強 パワーストーン風水』(秀和システム)、『李家幽竹の開運風水』『九星別365日の幸せ風水』シリーズ(以上、世界文化社)など多数。
オフィシャルウェブサイトでは会員限定の風水コンテンツを配信中。

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