「どんな人でも運がよくなれる」、それが風水の持つ力です。
そういうと、まるで魔法のようだと思われるかもしれませんが、風水とは、自分の力で運気を引き寄せるための法則を解き明かした学問であり、その法則をしっかりと守れば、どんな人にも自分の思い描く幸せが訪れるものです。
現代風水の決定版である書籍『どんな運も、思いのまま! 李家幽竹の風水大全』にはその奥義が惜しみなく書かれています。
この連載では、「ダウンタウンDX」で話題の人気No.1風水師李家幽竹が、風水とは何かを解き明かし、日常生活での「衣」「食」「住」「動」すべてを使って運を上げる方法を紹介しています。風水を知り、実践して、これまであきらめていた夢や目標を実現してみませんか?

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ミニマリストの空間に
足りないものとは?

ここ数年、最小限のモノで暮らす「ミニマリスト」というライフスタイルが注目されています。これまでお話ししてきたように、不要なものを手放すことは悪運を手放すことになるので、その部分においては、ミニマリスト的な暮らし方は風水に近いかもしれません。

ミニマリスト的な暮らしの最大のメリットは、不要なものをためこまないので、よい運が入ってきやすくなるということ。また、持ち物が少なければ探しものが見つからないというストレスが減りますし、掃除がしやすくなって空間が清浄になるのも、運にとってはとてもいいことです。実際、汚部屋とミニマリストの部屋なら、後者に暮らしている人のほうが、運がいいに決まっています。

ただ、持ち物の適正量は人によって異なります。風水で大切なのは、あくまでもバランス。前述したように、多すぎるよりは少ないほうがいいのですが、少なければ少ないほどいいというわけではありません。何より、「少なくすること」を目的にしてしまうと、「使い回せる」「着回しが利く」というように、機能性ばかりを重視するようになりがち。そういったものだけで構成された空間は、スッキリしていて無駄がないため、確かに悪い気は入ってきません。でも、そこに「豊かさ」がないと、運が入ってこないのです。

もしあなたが、現在ミニマリスト的なライフスタイルを実践していて「部屋はスッキリと片付いているのに、ほしい運がこないのはなぜだろう」と思っているなら、そこにぜひ、趣味のアイテムや季節の雑貨、クッション、絵などを置いてみてください。何を置けばいいか迷うなら、花を一輪飾って。余計なものがないスッキリと片付いた空間に、そういった補充の運気をもつ「なくてもいいけれど、あると豊かな気持ちになれるもの」が加われば、風水的にはパーフェクト。よい運気がどんどん入ってくるはずです。

本原稿は、李家幽竹著『どんな運も、思いのまま! 李家幽竹の風水大全』からの抜粋です。この本では、風水とは何かを解き明かし、日常生活での「衣」「食」「住」「動」すべてを使って運を上げる方法を紹介しています。風水を知り、実践して、これまであきらめていた夢や目標を実現してみませんか?(次回へ続く)

【「ダウンタウンDX」で話題】<br />人気No.1風水師・李家幽竹が教える<br />運がいい部屋に共通する「豊かさ」とは?

李家幽竹(りのいえ・ゆうちく)
韓国・李朝の流れをくむ、ただ一人の風水師。「風水とは、環境を整えて運を呼ぶ環境学」という考え方のもと、衣・食・住、行動全般にわたるさまざまな分野でアドバイスを行っている。女性らしい独自のセンスで展開する風水論は幅広い層に支持されている。現在、テレビ・ラジオ・雑誌・セミナーなどで幅広く活躍。風水を仕事にする人材を育成するため、「一般社団法人 李家幽竹空間風水学会」を設立し、理事長をつとめる。
主な著書に、『ナンバー1風水師が教える運のいい人の仕事の習慣』『改訂新版 絶対、運が良くなる旅行風水』『絶対、運が良くなるパワースポット』『絶対、お金に好かれる! 金運風水』(以上、ダイヤモンド社)、『おそうじ風水』『運がよくなる 風水収納&整理術』(以上、PHP文庫)、『最強 パワーストーン風水』(秀和システム)、『李家幽竹の開運風水』『九星別365日の幸せ風水』シリーズ(以上、世界文化社)など多数。
オフィシャルウェブサイトでは会員限定の風水コンテンツを配信中。