スタートアップを筆頭に、新産業の“挑戦者”をたたえる「SIGNAL AWARD 2022」。昨日紹介したグロービス・キャピタル・パートナーズの高宮慎一氏に加えて、新たな審査員を紹介する。
今回紹介するのは、レイターステージのスタートアップ支援・投資などを行うシニフィアン共同代表の朝倉祐介氏だ。
朝倉氏は兵庫県西宮市出身。競馬騎手養成学校、競走馬の育成業務を経て東京大学法学部に入学。在学中はスタートアップのネイキッドテクノロジー立ち上げに関わる。卒業後は、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。のちにネイキッドテクノロジーに代表として戻る。同社のミクシィ売却をきっかけにミクシィへ入社し、その後、代表取締役社長兼CEOに就任。ミクシィの業績回復を機に退任し、スタンフォード大学客員研究員などを経てシニフィアンを立ち上げた。
また投資家としては、ミクシィ退任後、同世代の起業家たちと海外スタートアップへの投資を行うTokyo Founders Fundを立ち上げ、パートナーにも就任している。
これまでスタートアップの代表、上場企業の経営者、投資家と、さまざまな舞台で活躍してきた朝倉氏。シニフィアンでは、レイターステージのスタートアップを支援する総額200億円のグロースファンド「THE FUND」を設立。THE FUNDではSmartHRやタイミーへの出資を行っている。また、DIAMOND SIGNALでは2022年の業界展望も担当いただいた。