ブラック企業に勤めながら、貯金0円から1億円を貯めた男の生活とは!?「給料が全部貯まっていくんです」と語り、独特の節約生活がSNSで大バズり! テレビ朝日、TBSなど、各種メディアや韓国や台湾、中国、タイ、ベトナムなど海外でも話題になったのが、絶対仕事辞めるマン氏だ。同氏の蓄財の道のりや、節約生活のすべてを明かした初の著書『1億円の貯め方 貯金0円から億り人になった「超」節約生活』が刊行された。節約生活のきっかけから、貯金の過程や具体的な節約テクニックまで、究極の節約思考とその実践法を丁寧に解説した1冊だ。今回はその刊行を記念し、内容の一部を紹介する。

1億円の貯め方Photo: Adobe Stock

退職願を叩きつけるまでのFIRE計画

 毎日7時半出社の終電帰りでフラフラでしたが、貯金を心に決めた私は、過酷な労働の中で貯蓄の具体的計画を検討し、節約生活を始めました。新卒のくせにもう心の中はアーリーリタイア一色。余暇や仕事の合間を見つけてお金の勉強もしていました。

 まず着手したのが、いくらの金額を、いつごろまでに、どうやって貯めて退職願を叩きつけるか? という試算。金融知識はほぼゼロなので、思考のスタートは自分の生活費でした。まだ初任給も出ていませんでしたが、給料はおおむね20万円弱になるとは知っていました。これを起点に計画を構築です。

どれくらいの金額を貯めるか

 まず、何歳であっても、リタイア後の生活は今の収入である月20万円を確保できれば問題ないと考えました。最終的にはアパートの賃貸収益で暮らすことを目指していたので、目安である物件価格の5%から逆算して、最終目標金額を5000万円と定めました。

5000万円×5%/年=250万円/年>20万円/月

を満たすからです。実際は経年で家賃が下がっていったり、経費もかかったりするわけですが、その辺りはどんぶり勘定です。とにかく5000万円

 当時無一文だった私ですが、これを成し遂げなければ人生終わり。最初の1万円から1枚ずつ、とにかく5000枚積み上げると自分に暗示をかけていました。

いつごろまでに

 次は、その5000万円をいつごろまでに達成すべきか、すなわち懲役40年をどれくらい減刑させる必要があるのか……を考えました。

 これは自分の気持ち次第。何年間ブラック企業で耐えられそうかがキモとなります。

 私の出した結論は10年でした。数値に根拠はありません。ただなんとなくの気持ちです。当時25歳だったので「35歳までの人生は捨てる! ダラダラと漫然と過ごすのではなく、10年間キビキビと脱出トンネルを掘ります!」と考えました。

 今考えるといろいろと突っ込みどころの多い計画ですが、とにかくこのようなゴールを決め、それからどう実現するかを具体的に考えていったのです。

(本稿は、『1億円の貯め方 貯金0円から億り人になった「超」節約生活』を抜粋、再構成したものです)