料理が面倒、忙しくて料理をする暇がない、そもそも料理が苦手……でも、野菜はちゃんと食べたい! そんな人におすすめなのが、書籍『生産者さんだから知っている そのままおいしい野菜の食べ方』。旬の時期や、新鮮なものの見分け方、栄養、長持ちする保存方法、おいしく食べるためのコツなど、なるべく料理せず、ラクにおいしく野菜を食べる方法を多数紹介しています。今回は、そのなかからアスパラについて紹介していきます。

アスパラをおいしく食べてほしい

【農家が本気で伝えたい!】茹でないで! アスパラが超絶おいしくなる意外な調理法YOZE FARM(栃木県太田原市)さん

春から夏に向けて旬を迎えるアスパラ。

β-カロテン、ビタミンB、Cが豊富な緑黄色野菜で、アスパラガスから発見されたアミノ酸の一種・アスパラギン酸は疲労回復、肝機能の改善に効果的といわれています。
また、穂先にはポリフェノールの一種であるルチンが含まれ、血圧の上昇を抑える効果があるとされており、おいしいだけではなく
体にもいいんです。

毎日でも食べたいアスパラを、おいしく食べる方法を、YOZE FARMさんに教えてもらいました。

アスパラのうまみを感じるなら魚焼きグリル一択

【農家が本気で伝えたい!】茹でないで! アスパラが超絶おいしくなる意外な調理法

食べ方は、購入された方の自由です。
しかし「是が非でも、まず、こう食べてほしい!」という、その生産物のおいしさをいちばん感じられる食べ方が、生産者にはあります。

私がつくっているアスパラでいえば、

「まずは、茹でないで、魚焼きグリルで焼いて、オリーブオイルと塩で食べてほしい!」

大事なことなので3回書きたいところですが、溢れる思いは膨大になってしまうので、やめておきます(笑)

それくらい一番伝えたい食べ方を掲載していただきました。
自分で育てたアスパラを初めて収穫して、グリルして食べたあの感動を知らない方に、ぜひ知ってほしい!

今日はぜひ、新鮮なアスパラを用意して試してみてくださいね。

手間や時間をかけた料理より、「新鮮な野菜をそのままシンプルに食べるのが、結局いちばんおいしい!」と思ったことはありませんか?『生産者さんだから知っている そのままおいしい野菜の食べ方』は、そのための方法だけをまとめて1冊にしたものです。アスパラでいえば、上記のほかに「生でも食べられる方法」も紹介しています。250軒以上の生産者さんに直接取材したり、アンケートにご協力いただき、あまり知られていないけれど、生産者さんだから知っている情報ばかりを集めました。レシピ本にはない野菜の知識とアイディアで「こんなに味が変わるんだ!」という体験をしてみてくださいね。