「中学受験の算数」は、通常の小学校で習う算数や中学・高校で習う数学とも異なる。中受の算数は他の教科に比べて配点が高い傾向にあり、合格するためには攻略が欠かせない。近年は難関校だけでなく、全体的に出題内容が難しくなっている。プロの算数家庭教師であるアートオブエデュケーション代表取締役の安浪京子氏は、「だからこそ基礎が重要。基礎をしっかり固めることで、難しい問題にも対応できる」と強調する。特集『わが子に最強の中高一貫校&塾&小学校』(全46回)の最終回では、安浪氏が過去に指導した受験生のノートを基に、具体的な良い例や悪い例を示し、図形や速さの問題を解く正しい方法を実演しながら解説する。

【動画中のトピック】
0:31~9:21 【科目の特性】「受験算数」は、小学校で習う算数や、数学とは違う科目!
9:30~11:00 抽象的な難問を解けなくても、5年生の秋以降には解ける子がグッと増えてくる
11:01~17:22 【6年生の年間勉強計画】なぜ基礎が重要か?
17:23~18:46 「覚えて暗記して解くこと」の弊害とは?
18:47~23:48 【季節別】6年生にやるべきこと
23:49~25:12 過去問はいつから解くべき?どのようにピークを受験当日に合わせるか?
25:13~26:12 算数の問題は基礎がより一層重要に
26:13~26:53【算数の勉強法】塾では教えてくれない!宿題やテストの正しい答え合わせの仕方
26:54~29:50 答え合わせの仕方が良い/悪いノートの例
29:51~34:50 正しい答え合わせの四つのポイント
34:51~38:06 【実演】計算問題での正しい答え合わせ方法
38:07~51:04 「図形」を解くポイント:必ずノートに描き写して解く!適切な親の声掛けとは?
51:05~54:39 「速さ」を解くポイント:必ず線分図を書く!
54:40~1:00:54 【実演】「速さ」を解く正しい線分図の書き方
安浪京子(やすなみ・きょうこ)
アートオブエデュケーション代表取締役、算数教育家、中学受験専門カウンセラー。関西、関東の大手進学塾にて算数講師を担当。プロ家庭教師歴20年超。中学受験、算数、メンタルサポートなどに関するセミナー、著書多数。

Key Visual by Noriyo Shinoda