近年、日本には不動産バブルが到来している。加えてマイナス金利の解除も決定し、「そろそろ家を買おうと思っていたけど」と考えてものの、不安を感じはじめた人も多いのではないだろうか。そんな住宅購入を不安に感じる人の悩みを解決ためにこの春『住宅購入の思考法』が発刊された。本記事では、著者の江口亮介氏による住宅購入に関するオリジナルコンテンツを配信する。
「予算5000万円台で70㎡」が買える子育てに人気の街
子供の出産や成長に合わせて「家が欲しい」と思う方はたくさんいます。今回はそういった方向けに東京・千葉・神奈川の3件で、子育て世代に人気で比較的手が届き安い価格で住宅が購入できる街を紹介します。(注:物件状況は変動するためあくまで記事制作時の情報となります)
・予算5000万円台(6000万円未満)
・専有面積70㎡以上
・築年数25年以内(築古ではない)
・資産性が維持されやすい駅徒歩10分以内
・子育てのしやすさで人気の街
・郊外だが、駅前に商業施設などがあり利便性が高い
・都市へのアクセスは60分以内
それでは見ていきましょう。
①八王子(東京)
八王子は新宿まで乗り換えなしの約40分で行ける街となっています。また、駅から徒歩10分ほど歩けば住宅街、車などで少し移動すれば自然も多いため子育て世代にはおすすめの街です。
また、上記に加え、駅前には商業施設も多いため基本的には買い物がすべて駅周辺で完結する利便性も兼ね備えています。八王子は各社が発表する「街ランキング」などでも、目黒や恵比寿などと言った都心の人気駅と毎度肩を並べており、まさに名実ともに人気の街と言えるでしょう。
子育て環境についても駅周辺に幼稚園や小学校、中学校が多く、市内には10個以上の大学キャンパスがあり、教育環境とは非常に優れています。
物件を見てみてもブランドマンションやタワーマンションも5000万円台で狙えます。また、土地が多いこともあり、大規模物件も充実しているため、「広さ」も大事にしたいという方にとっては有力な選択肢になるのではないでしょうか。