ドナルド・トランプ前米大統領は15日、J・D・バンス上院議員(共和、オハイオ州)を副大統領候補に指名した。大統領選の伴走者として、中西部の重要な激戦州で労働者階級の有権者にアピールできる若手を選んだ。トランプ氏が当選すれば、8月に40歳になるバンス氏は史上最も若い副大統領の1人となる。バンス氏は議員初当選からわずか2年で副大統領候補に抜てきされた。保守派かつポピュリスト的な政策でトランプ氏に近いとされる。トランプ氏は当地で開かれている米共和党全国大会の初日に自身のソーシャルメディアでバンス氏の指名を発表した。バンス氏について「彼が見事に支援した人々にしっかり焦点を合わせるだろう。ペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシン、オハイオ、ミネソタ、その他多くの州の米国の労働者と農民だ」と述べた。