買うならJ社。
K社は減配になるリスクが高い
予想配当利回りは、高ければ高いほど良いというわけではありません。株の配当利回りは、確定利回りではないからです。
K社のように時価総額が小さく(1,000億円未満)、予想配当利回りが非常に高い(6%以上)銘柄は、減配リスク(配当金が減らされるリスク)が高いので要注意です。
K社は、予想配当金が52円で変わらないまま株価が下落しているので、見かけ上、利回りが上昇しています。
ただし、減配になって利回りが下がり、株価がさらに大きく下がることもあるので要注意。
J社は減配になる可能性が低い
一般的に時価総額の大きい銘柄は、財務が良好で、収益もそこそこ安定していると言えます。
J社は時価総額2兆円超なので、財務も収益力もそんなに悪くないと思います。チャートもしっかりしているので、少し買ってみてよさそうです。
(本稿は、『株トレ ファンダメンタルズ編』から抜粋・編集したものです。)